奥田民生氏、東京スカパラダイスオーケストラなどが所属する音楽プロダクション、ソニー・ミュージックアーティスツの元会長原田公一氏発案の、福島県におけるロックに特化した音楽ギャラリーの建設計画の準備室を兼ねたライブラリー。
移動式のトレーラーハウスを活用し、森の自然の中で音楽が聴けるようなレコード喫茶を企画。
アナログレコードのコレクション等を中心に、イベントを通して世界に寄贈を募りながら、音楽ファンなら誰でも訪れたくなるような夢のような施設を目指します。
ロックの図書館の寄贈レコード枚数はおかげさまで2,000枚に到達しました。
私たちは次なる目標として、オハラ☆ブレイク’19夏開催期間中に寄贈枚数「2500枚」達成を目指しています。
みなさまのご自宅などに聴かなくなったレコードがありましたら、是非ロックの図書館への寄贈をお願いいたします。
寄贈いただいた方にはノベルティを差し上げます。
また、郵送や宅配便での寄贈も受け付けております。
(担当:ロックの図書館 二瓶 freezerite.van.bc@gmail.com)
この企画のタイトルが「オハラ☆ブレイク」と決定する前に、奥田民生氏、東京スカパラダイスオーケストラなどが所属する音楽プロダクション、ソニー・ミュージックアーティスツの元会長原田公一氏へご相談したことにより、このプロジェクトが始動しました。
「福島で音楽祭と芸術祭をミックスしたようなイベントを長期開催しながら、何度でも福島に戻ってきたくなるような企画を行いたいんです!」
といったぼんやりとした相談事に、原田氏は、「音楽制作スタッフの立場として、音楽文化を継承していく意義ある企画が良いのでは!」
といったアイディアを提供してくださいました。
その打合せの場所で原田さんからの発案にあった企画タイトル
「ロックの図書館」
それは、ロックが生まれた1960年から現代まで、音楽のルーツを掘り探れるような音楽ファンには夢の様な、そしてマニアックなライブラリー。
流れる音楽はあくまで、アナログレコードにこだわりながら、日本中、世界中からたくさんの音楽ファンが集まる、音楽ファンにとって夢の施設を目指し、この「オハラ☆ブレイク」の開催と同時期に立ち上げることを目標に、様々な調整や打合せを重ねて来ました。
ただ、現実は厳しく、特に大きな施設を建設することに対する各所への調整の難しさや、資金的な問題、様々な課題を抱え、途方に暮れていたある時、僕が心から尊敬をする恩師が、2014年のARABAKIが終わった頃、とても夢のあるアイディアをくださったのです。
「大きな施設を建てようとせず、移動型のコンテナ一台から始めてみては?」
そのコンテナは、ある時には福島を旅立って移動し、日本各地で移動型の音楽図書館として機能する。
そして、数が増えていけば、ジャンルや年代によってコンテナの数が増えても良い。
そのコンテナの故郷が福島であることこそが、夢のある世界ではないか。
そう僕に真剣にお話してくださいました。
「オハラ☆ブレイク」では、その恩師の発案の通り、移動型の図書館からスタートしたいと考えています。
原田会長との何度目かの打合せの際、会長の部屋に「YOUR TURUNTABLE'S NOT DEAD」と書かれた小さな黄色いポータブルレコードプレイヤーがありました。
何か「オハラ☆ブレイク」の企画の原点は、その言葉の通り、ターンテーブルやレコードから生まれた、音楽の素晴らしさを感じるために始まっているような気がしているのです。
どこまでも夢を追い求める、2人のロックファン大先輩に感謝を込めて、「ロックの図書館」がいよいよ本格始動します。
菅 真良
ロックの図書館ではアナログレコードやポスター等の寄贈を受け付けております。
「ロックの図書館」に直接持参していただいた方には「ロックの図書館オリジナルステッカー」を差し上げます。
※郵送等での寄贈をご希望の方は別途 メールにてご相談ください。